┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ASK3/codeA対応 アクセサリシリーズ5 ┃ ┃ 「DicBushu」 ┃ ┃ V2.0a ┃ ┃ Copyright (C) 1998-99 by AIG-Soft ┃ ┃ Original 1992 by ACCESS CO.,LTD. ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ これは何? ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ DicBushuはASK Ver3/codeA用のアクセサリです。 部首漢字辞書 検索が出来ます。 漢字というのは、へんや作りなどの部首と本体部分によって構成されます。 この部首によって漢字を分類し、検索可能にするのがこのアクセサリです。 JIS第2水準漢字だけでなく、第1水準漢字も検索できます(売り1!)。 しかも、正しい部首を知らなくても検索可能な見た目変換サポートです(売り2!!)。 **注意** DicBushu V2.0はWindows95/NT上のX68エミュレーター"EX68"(yamama氏)上では 組み込めません。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 組み込み法 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ DicBushuはコマンドラインからの起動で常駐します。 常駐サイズは約5.4Kバイトです。 DicBushu [/R] 部首辞書ファイル名 部首辞書ファイル名の指定は必須です。 拡張子を省略すると.dicが付加されます。 辞書が正しい内容であるか/存在するかのチェックは常駐時には行いません。 起動時に行われるので注意して下さい。 !!重要!! 辞書名の指定は、かならずフルパス名で記述して下さい。 フルパス名でない場合、DicBushu起動時のカレントにある辞書と同ファイル名のものを オープンしてしまいます。 ・・・ 指定がない場合には、説明を表示するだけで常駐しません。 「例」DicBushu c:¥bushu CONFIG.SYSのPROGRAM=での組み込みも可能です(DEVICE=は不可)。 「例」PROGRAM = A:¥SYS¥DicBushu.X c:¥bushu DicBushuはアクセサリを1つ使います。 ASKのアクセサリの総数は10までです。 FDS氏のcodeA.sys v0.05以降なら32まで登録出来ます。 ASKの設定に関しては、日本語入力/辞書ユティリティーのユーザーズマニュアルも 参照してください なお、アクセサリ機能はASKのV3または互換ドライバーのcodeA.sysの機能なので、 ASK V2以前では使えません。 もちろん、FIXER等の他のかな漢字変換フロントプロセッサでも使えません。 ┌───────────────────────┐ │オプション (-,/、英大文字小文字どちらでもOK)│ └───────────────────────┘ /R 常駐を解除します。 ┌─────────┐ │組み込み時のエラー│ └─────────┘ DicBushu組み込み/解除時に発生する可能性の有るエラーは次の通りです。 なお、辞書が正しい内容か/存在するかのチェックは常駐時には行いません。 起動時に行われるので注意して下さい。 「ASK v3/codeAではありません」 DicBushuはASK Ver3またはcodeAでしか使えません。FEPを調べてください。 もしくはASK Ver3/codeAが組み込まれていません。 「アクセサリ「部首辞書」が登録できません」 DicBushuがASK/codeAに登録出来ません。 ASKのアクセサリは同時に10までしか登録出来ませんので、 すでにそれ以上登録されている可能性があります。 codeA.sysなら32まで登録出来ます。 「アクセサリ「部首辞書」が削除できません」 何等かの理由でASK/codeAからDicBushuが外せません。 もしくは常駐しているDicBushuと今実行したDicBushuのバージョンが 違います。 「すでに常駐しています」 すでに常駐しているのに、再度常駐しようとしました。 「常駐していません」 常駐していないのに /R で常駐解除しようとしています。 「常駐解除出来ません」 何等かの原因でアクセサリが削除出来ない、または何等かの原因でメモリーが 解放出来ないので常駐解除が出来ません。 「部首辞書を指定して下さい」 部首辞書が指定されていません。 「辞書ファイルが見つかりません:」 指定された辞書ファイルが見つかりません。 「辞書ファイルではありません:」 指定されたファイルはDicBushu V2.0の辞書ファイルではありません。 「辞書ファイルが異常です:」 辞書ファイルが壊れています。 または 「EX68上では組み込めません」 DicBushu V2.0はEX68上では組み込めません。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 使い方 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ アクセサリは、ASK/codeAが起動している(変換ラインが出ている)状態でのみ有効です。 インライン変換でも大丈夫です。ただし、SX−Window上では正常動作しません。 漢字の候補は、先ず正しい部首による分類、その後ろに見た目による分類の候補が並びます。 ・・・ 変換ラインに何も入れずに起動した時は一番最初の部首から、部首名を入れて起動した時は その部首名の候補を表示して起動します(必ず全角平仮名で入力してください)。 指定した部首名が存在しない時も最初から表示します(エラーにはなりません)。 比較は前方一致ですので、入力した名前が部首の先頭からにあれば、それで一致と みなします。ただし、途中までの指定の場合、最初に一致したものが表示されます。 「例」にんべん [CTRL+コード入力] → どちらの指定でも「にんべん」を にん [CTRL+コード入力] 検索します。 変換ラインに2桁までの数字を入れて起動した時は、その画数の部首群の先頭候補を表示して 起動します(全角数字で入力してください)。 指定した画数の部首名が存在しない時は最初から表示します(エラーにはなりません)。 「例」3 [CTRL+コード入力] ・・・ 部首名が正確に解らない場合は、その漢字を見てそうだと思われる部首名を入れてみて下さい。 たいがいは見つかるはずです。これが見た目検索の威力です(^_^;)。 1漢字に付き、最大2つの部首で登録されているので、多くの場合、見た目の部首名で 検索出来るはずです。見た目登録部首は、必ずしもその形が漢字内にあるとは限りません。 ぱっと見で「そう見えそうな形」で登録されている場合もあります。 「例」 題 頁おおがい/足へん 実際には足の字は何処にもありません 部首がどの部分かわからない時は、漢字の意味から決めるといいことが多いです。 部首は、非常に代表的なものが漢字内にある場合はそれだけにしています。 これは、代表的な部首だけは覚えて欲しいからです。 ですから、漢字の中に複数の部首要素が有っても、何がなんでも全てで登録されているわけでは ありません(これは手抜きではなく意匠です)。 部首が解らない場合は、nan.txtも参照して下さい。 ┌────┐ │操作キー│ └────┘ CTRL+コード入力 起動/終了 ←→ 前後の文字へ ↑↓ 前後の候補群へ(ただし、候補が1ページ以上ある時のみ) RollUp/RollDown 前後の部首へ SHIFT+RollUp/RollDown 前後の画数の部首へ 123456789 その画数の部首へ 0 10画の部首へ SHIFT/OPT.1+123456789 10+その画数の部首へ Q/q 旧漢字へ Z/z 俗字へ リターン 決定 ESC 中断 画数を変化させる時、現在の画数に+される時は新しい画数群の最初の部首が、 −される時は最後の部首が表示されます。 「例」2画が次のような辞書であった場合 2,二にのぶ,二弍于亞亟 2,亠なべぶた,亠亢亰亳亶 2,人にんべん,人从仍仄仆仂仗仞仭仟价伉佚估佛佝佗佇佶侈侏侘佻佩佰侑 1画から+1する時は「二にのぶ」が選択され、3画から−1するときは「人にんべん」が 選択されます。 ┌────────┐ │変換ラインの表示│ └────────┘ < 佇 佶 侈 侏 侘 佻 佩 佰 侑 佯 來 侖 儘 俔 俟 俎 > 人にんべん 02/部首辞書 | ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾候補‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ | |‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ |‾ ‾‾‾‾‾‾‾‾部首変換中を示す | | | | 前候補がある印 後候補がある印 | この部首の画数 前後候補が無い時はこれらの印は表示されません | | | 代表漢字と部首名(長い時欠けることもある) | ここに < があるときはこれ以上の候補はない (候補数が1行ちょうどの時に部首名との区切りを見やすくするために入れる) → 6 画 草くさかんむり 03/部首辞書 ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾| 参照部首の印 参照部首とは、この部首が、実はここに表示される画数に含まれることを意味します。 部首の中には、ぱっと見で数えた画ではないことがあります。 そういう部首に対して、この参照部首を入れてあります。 この'→'を選択している状態でCR/ENTERするとその本来の部首へ飛びます。 ┌───────┐ │注意 │ └───────┘ (1)第2水準漢字は"ほぼ"ROMからの切り出しなので正確ですが、第1水準漢字は"私が" 見た目で分類しています。そのため、部首名が正しくない文字もあります。 変換には支障はないと思いますが、漢字を正確に分類する用途には使ってはいけません。 ある部首で検索して存在しない場合は、その漢字のぱっと見の部首で検索してみて下さい。 どちらか判断しかねるような漢字の場合は、大概両方で登録されています。 (1漢字に付き、最大2部首で登録しています。) (2)終了後も入力した部首名/画数が残っています。 本来はこれを消したいのですが、現在のバージョンではうまくいきませんので、 連続して変換したい時にはCLRキーで変換ラインを消してから再入力して下さい。 (3)部首変換は画面96桁以上を前提に作られています。64桁以下の画面では 表示が切れますのでご注意下さい。 (4)辞書はアクセサリを組み込んだあとは内容を変更してはいけません。 変更すると起動出来なくなります。 ただし、DicBuCnv前のテキストは編集しても大丈夫です(当たり前)。 (5)SuperED.x v1.18(by T.Nishikawa氏)上ではOPT.1を使ったキー操作が全てSuperEDに 乗っ取られるので、アクセサリの操作キーとしては使えなくなります。 SuperED上で+10画数部首ジャンプを行う時は、OPT.1ではなくSHIFTを使ってください。 ┌───────┐ │変換時のエラー│ └───────┘ 「辞書エラー」 部首辞書が見つからない/辞書の内容が不正/辞書がDicBushu登録後に更新されているです。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ お約束 重要!! ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ (1)部首辞書(Bushu.Dic)を他のプログラムで使うことを禁止はしませんが、これに いかなるコンバートをかけようと、変形しようと、それによって出来上がった辞書 を「有償」で販売することは禁します。必ず無償で配布すること。また、その利用 権を独占してはいけません。 (2)転載は、無料ネットへの場合、特に制限はありません。自由です。 有料ネットへの転載・ホームページへの掲載は「必ず事前に」ご連絡下さい。 各種メディアによる販売も個人/企業を問わず「必ず事前に」ご連絡下さい。 Q2ネットへの転載は「厳禁」です。 (3)このプログラムのメインはACCESS Co.LTD.の提供するものを改良したものです。 著作権に非常にきびしいところには転載してはいけません。 (サンプルとして発表されたものだから、改良して公開することに問題はないと思うけど。 ほとんど原型のないほどの大幅改良だし、営利目的でもないし。) (4)このプログラム/データによる、いかなる問題にも当方は関知しません。 動かない、動作がおかしいと思う時は、LeDAまでお知らせ下さい。 調べてみます。また、こうした方が良いなどのご意見や御感想もお待ちしております。 これが皆さんに、長く使っていただけるツールであることと、 このプログラムを使う、X68現役ユーザーが多いことを祈りながら・・・。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 連絡先 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 満開ネット MKSX0424 E-Mail LeDA@osaka.email.ne.jp E-Mailなら一番確実ですが、まれにしばらく通信出来なくなることがありますので、 気長にお待ち下さい。 LeDA